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【意外と簡単】シジュウカラの巣箱

私たちに身近な鳥のうち、巣箱を利用する種は多くありませんが、その中でシジュウカラは、最も巣箱を利用する種として知られています。

巣箱で巣作りをしてくれるかはともかく、巣箱を作るのはそれほど難しくありません。一度設置すれば、「今年は巣作りをするだろうか」と、毎春ワクワクできること間違いなしですよ。
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2017年2月23日更新 / DIY-navi編集部

材料と工具のまとめ

【材料】木板、釘、蝶番および固定用ネジ、ネジ・麻ひも/針金(巣箱設置用)
【工具】ノコギリ、電動ドリル、やすり、金づち、ドライバー、メジャー・定規・鉛筆、(あれば良いもの:木工用ボンド(仮組み用)、かんな)

また、出入口の穴を開けるのに、ホールソーがあれば、便利だと思います。

【木材の例】
 幅120 x 厚さ15 x 長さ75mm 1枚
 幅150 x 厚さ15 x 長さ75mm 1枚

(制作写真は、幅135 x 厚さ18mm のフローリング材の端材を使用)

シジュウカラの産卵時期は4月~7月

小鳥たちが巣箱を利用するのは春から秋の繁殖シーズンです。シジュウカラの産卵時期は4月~7月で、それに先立って巣作りを行いますので、それまでに巣箱は掛けておきましょう。

ただし、巣箱をかけても、すぐに鳥が利用するとは限りませんので、利用してくれるまで待つ気長さも必要です。今シーズンは巣作りをしなくても、巣箱がかかっていれば、冬に「ねぐら」として利用され、その場所が気に入れば、次の年の春に巣を作るようになるかもしれません。

シジュウカラにとって良い巣箱とは?

巣箱は、鳥が産卵し、帰った雛が巣立つまで育てる場所なので、まず、卵や雛を狙う外敵に襲われにくいことが大切になります。

ここで最も重要になるのが、出入口となる巣穴の大きさで、シジュウカラにとってベストは「直径2.7cm」。これより大きいと、スズメが侵入して、巣を荒らした事例が報告されています。また、巣穴の入口から底までの深さもポイントで、あまり浅いとシジュウカラは利用しなくなるようです。適切な深さについては諸説ありますが、15cm程度と考えられています。

安全の次は、快適性です。まず内部の大きさですが、最低でも底面10cm四方が必要です。ただ一辺15cmを超えると、親鳥にとっては巣材集めが大変になるため、大き過ぎも避けましょう。また、厚みが十分(1.2cm以上)な板を使用しましょう。

雨水が巣箱の中にたまらないようにするのも大切。雨水が侵入しにくい構造にし、底面に水はけのための穴を開けておきましょう。

作りやすさとメンテナンスについて考える

巣箱の形は、主に「片屋根型」と「両屋根型」の2種類が一般的ですが、形が違っても鳥にとっては問題ないとされています。両屋根型は、作るのに少々手間が増えるので、今回は片屋根型を採用します。

巣箱は、長期間風雨にさらされますから、合板(ベニヤ板)など、腐りやすい木材を使用するのは避けましょう。良いとされているのは、スギまたはヒノキの一枚板ですが、そこはお財布と相談してください。

巣箱の内側はもちろん、外部もペンキなどを塗るのは避け、自然な木地のままの表面にしますが、防腐剤を塗ったり、バーナーなどの火で表面を焦がす「焼き板処理」などは良いと思います。

シーズンオフには、巣箱の内部を清掃するので、屋根は開閉できるようにしておきましょう。それと同時に、風などで屋根などが開かないように固定する手段を講じることも必要になります。

以上を踏まえて、設計します

図面の数値は、板厚15mm、板幅120mmおよび150mmの2種類の材木を使用し、内部底面12cm四方、屋根の勾配率20%になるように設計したものです。

板を斜めにカットするのは難しいので、「かんな」や「やすり」で削って修正することを考えて、少し余裕を持たせて切ったほうが良いでしょう。

実際の制作の様子

巣箱の設営時の注意

巣箱はぐらぐらゆれないように、しっかりと木につけます。設置には、幹を傷つけない麻ひもを使うのがベターでしょうが、自宅の庭なら、針金で固定してもよいでしょう。

傾いた木にかける場合、出入口の穴が下向きにして、雨ができるだけ入らないようにしましょう。また、強風が当たりやすい場所なら、その向きに穴を向けるのは避けましょう。

ヘビやイタチなど捕食者からの被害などを避けるため、近くにやぶや枝がない場所を選びましょう。人家に近いところでは、ネコにも気をつけましょう。

巣箱の中には、わらなどの巣材は入れないようにします。鳥によっては、いやがる場合があるためです。

2つ以上の巣箱を作った場合、それらをお互いに近い場所に設置するのは得策ではありません。これは、シジュウカラは縄張りを持つ鳥であるためです。できるだけ分散するように設置しましょう。

うまくいったら・・・

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