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強度抜群でキュート。エコ・フレンドリーな新建材で作られた学生寮

「学生寮」と言えば、お金のない学生でも住める集合住宅みたいなもので、家賃は安くてもオシャレとは言い難いのが普通です。スウェーデンの『Tengbom Architects』という企業が学生の協力を得て設計した「スチューデントハウス」は、そんな学生寮のイメージを覆すものです。
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2016年1月21日更新 / DIY-navi編集部

面白いデザインだけでなく、エコ・フレンドリーな建材を活用した実例として注目を浴びています。
面積わずか10㎡の建物には、就寝用のロフト、キッチン、トイレなど生活に必要なものがレイアウトされています。学生寮というよりは、どこかの別荘地のコッテージのような雰囲気がありますね。コンパクトな作りですが、多くの収納スペースも確保されています。

壁や机は、近年注目のエコ木材CLT!

このスチューデントハウスがエコ・フレンドリーと称するゆえんは、「CLT」(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)という建材を使用しているからです。この木質系の材料は安価なので、学生の家賃負担を抑えることにもつながっています。

木なのに強度はコンクリート並み

スチューデントハウス全体に使われている「CLT」。いわゆる集成材の一種で、木板を張り合わせたものですが、強度は鉄筋コンクリート並みです。9階建てのビルも建てることができるため、都市部で大規模な木造建築を可能にする材料として、日本でも注目されています。

カーボン・ポジティブで環境に優しく

木は育つ過程で大気中のCO2をたくさん吸収します。ですから、建築に木材を使うことは、CO2を炭素の塊にして保存しているようなもの。これはCO2排出量より吸収量のほうが多い、「カーボン・ポジティブ」という状態です。スチューデントハウスでは、全体がCLTで作られているため、「カーボン・ポジティブ」な建物なんです。これは近年、環境問題を考える際の1つの指標となっています。

今後本格的に導入予定

現在、このスチューデントハウスはスウェーデンのヴィルセルム美術館に展示されていますが、2014年には22棟が実際に建てられる予定です。入居予定の学生はわくわくしているのではないでしょうか。

日本でも、今までなかった技術を使い、木の摩天楼が実現する日も遠くないのかもしれません。エコ・フレンドリーで、しかもデザインの優れた低コスト建築には、今後も注目していきたいですね。
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