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壁はアートフィールド! 天然素材の漆喰で壁を塗ろう

日本では古くから、漆喰が城郭や寺社、民家や土蔵の内外壁に使われてきました。
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2016年1月18日更新 / DIY-navi編集部

消石灰を主成分とした漆喰は、防水・防火性が高く、吸湿性も抜群。高湿な日本の気候に適した自然素材です。他にも、強アルカリ性のためカビが発生しにくく、結露を防いでダニの発生を抑えてくれるなど、お部屋を快適にする効果がたくさん。漆喰塗りはひと月かけて取り組まなくてはならない作業ですが、人の手で塗られた壁には、ボード材には決して出せない風合いと存在感があります。壁に絵をかけずとも、壁自体が絵になるんです。

漆喰塗りに必要な道具

基本的な道具は以下の通り。

船(ふね):漆喰を混ぜたり、捏ねるために使う容器です。
手鍬(てぐわ):漆喰を混ぜたり、捏ねたりする道具です。四角い形状が船に合うようになっています。
計量バケツ:粉の漆喰を練る際には、しっかりと水の量を測りましょう。
中塗鏝(なかぬりごて):厚めの鏝で、力を入れて塗る作業に適しています。
仕上げ鏝(しあげごて):薄く柔軟な鏝で、漆喰の仕上げ作業に使います。
鏝板(こていた):漆喰を船からすくって乗せる板です。

この他に、マスク・ゴーグル・マスキングテープなども準備して下さい。ご家庭では船をバケツにするなど、規模に合わせて代用するとよいでしょう。ネットショップなどで、セットになって売っているものもあります。

漆喰の練り方

道具が揃ったら、漆喰と水を混ぜていきます。季節によって乾燥の速さが違うので、表示の水分量よりもやや少な目に量ります。少し柔らかめになるように調節しましょう。この加減が難しいのですが、コテで塗りやすい固さ、壁につけて広げる時にスムーズに広げられる固さまで調節します。

その後、漆喰を約1時間寝かせます。これは水分を全体に馴染ませるためです。夏は水分の蒸発が速いので、少し柔らかめに作っておくと、寝かせた後に丁度良い固さになるでしょう。

漆喰の塗り方

漆喰の基本としては、完成までに最低3回の塗りが必要です。

下地塗り → 本塗り → 仕上げ塗り

下地塗りはマスキングをした後、大胆に塗っていきましょう。半乾きの状態で表面全体にひっかき傷をつけます。このひっかき傷が、本塗りの食いつきを良くします。乾燥には1週間から10日かかります。

本塗は、下地塗りでできたデコボコに漆喰が定着するように。表面はなるべく滑らかに仕上げます。ここでは顔料などを加えて、色に変化を付けることも出来ます。本塗から一週間ほど乾燥させて、仕上げ塗りをします。

仕上げ塗りは繊細に、丁寧に

仕上げ塗りの丁寧さで、できあがりに差がつきます。この作業で、乾燥でできた細かなヒビを埋め、「コテ」で圧力をかけることにより、表面にツヤを出すことができます。

自分で漆喰を塗れば、塗料を混ぜて壁に模様をつけたり、乾く前に鏝で絵を描いたり、様々な装飾を加えることができます。時間と手間をかけて、オリジナルの漆喰壁をつくってみて下さい。天然素材で囲まれた部屋は柔らかい間接照明を合わせると、さらに素敵な空間になるでしょう。
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