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大切な無垢材家具を一生涯、使い続けるための簡単な一手間

今回は、無垢材を使用した家具を大切に長く使い続けるための、お手軽なメンテナンス方法をご紹介します。
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2016年10月8日更新 / DIY-navi編集部

自分自身で設計して、無垢の材を選んで、試行錯誤しながら手間暇かけて、自分で作った家具。それは世界に一つしか無い、大切な宝物になります。そんな家具だからこそ、一生涯かけて、長く使い続けたい。
ただ、どうすれば長持ちするのか、分からない。今回はそんな悩みを解決いたします。

まずは、無垢材の特徴を知ろう

家具材としてよく使用され、最も木の温もりを感じられ、何より長持ちさせることができる材が、無垢材です。
ちなみに無垢材ではない材としては、突板合板、メラミン合板、プリント合板等、人工的に作られた板があります。

無垢材は他の材に比べ、素材自体の耐久度が高いことが大きな特徴です。雨風にさらされ続ける厳しい環境の中で時間をかけて育った木は、強くたくましく、驚くほどの生命力を持っています。

家具職人や宮大工の間では、無垢材はきちんと付き合えば樹齢以上長持ちすると言われます。例えば、現存する世界最古の木造建築物である法隆寺では、607年に樹齢1000年の檜の無垢材の柱を用いて創建され、1400年以上経った今でも変わらず、建物を支え続けています。

話を家具に戻しますと、家具材として使える無垢材は樹齢は80〜100年のものが多く、きちんとお手入れを行い続ければ、100年以上使っていくことが可能です。

それでは、「きちんとお手入れを続ける」とは、どうすれば良いのでしょうか?

何よりも大切なことは、何よりも簡単なこと

家具を長持ちさせるために最も重要なことは、日常のお手入れです。お手入れと言っても毎日難しい作業を行う必要はありません。日常生活に、一手間を加えるだけで、家具を長持ちさせることができます。

それは何かと言うと、『乾拭き』です。

「毎日+汚れが付いた時」が理想ですが、それが厳しい場合でも、汚れやホコリが木目に入った時に自然素材(綿100%など)の布で、サッと軽く拭き取るだけでいいのです。

衣類に飲み物をこぼしてしまった時や、食器の洗い物などと同じように、染み込んだり固まったりする前にとってしまえば、大事にはなりません。逆にたとえちょっとした汚れでも、長い間放置してしまうと汚れが落ちなかったり、そこからほころびが出てきたりしてしまうものです。

木に関しても同様で、木の繊維に汚れやホコリが侵入してしまうと、そこから痛んできてしまいます。それが長い時間をかけて大きな破損の原因へと発展していきます。些細なことではありますが、「チリも積もれば山となる」。一生涯という、本当に長い時間をかけて使う大切な家具だからこそ、破損の原因になる前に、しっかりとケアすることが大切です。

自分で作ったデスクに飲み物をこぼしてしまった時も、自分で作った棚に少しホコリがついてしまっていた時も…「気づいた時にサッと拭き取る」。この単純な習慣を身につけるだけで、大事な家具を守ることができます。
また、この様なこま目な気遣いをすることで、家具への愛情もより深まります。

このように、こま目に愛情を持って接していても、目立つ汚れや小傷がついてしまう場合も、無いとは限りません。

万一そうなった場合には、この方法を試してみてください。

目立つ汚れがついてしまった場合は

①きれいな布(化学雑巾は不可)を、ぬるま湯で200〜500倍程度に薄めた家庭用中性洗剤に浸し、固く絞ります。
②汚れを拭き取ります。
③よく水拭きします。
④すぐに乾拭きをして完了です。
※目立つ汚れに、想わず使ってしまいがちですが、材を痛めたりシミやムラ、塗装のツヤが消えたりする原因になるため以下の洗剤等は使用はおすすめできません。

【使用しない方が良い物】
・化学雑巾(表面に化学物質が塗布された雑巾)
・酸性/アルカリ性洗剤
・成分にアンモニアが含まれる洗剤
・シンナー、リムーバー

小傷がついてしまった場合…

①タオルに水を染み込ませます。
②そのタオルを傷が付いている箇所の上に当て、その上から高温に温めたアイロンを15〜30秒ほど乗せます。
③木材の表面に直接、アイロンを5〜10秒ほど乗せ、余分な水分を飛ばしたら完了です。

アイロンによる修復をしても、まだ気になる場合…

市販の補修材(クレヨンやペンのようなタイプ)で近い色の物を塗れば、かなり目立たなくなります。
このようにして、日々、お手入れしていくことで、家具は綺麗な状態を保ち、結果として長い間、さらには一生涯、そしてその先にはお子さん、お孫さんの代まで引き継いで、使い続けることができます。

あなたが作った家具が、100年以上前に誰かの手で作られて代々、大切に使われ、今でも価値の高い物として愛されるアンティーク家具のように、大切な宝物になることを楽しみにしております。
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