材料
・針葉樹合板(1820mm×910mm×9mm) × 必要な枚数
道具
・ビス
・木工用ボンド
・ドライバー(あれば電動のモノが便利)
・紙ヤスリ(必要に応じて)
材料は、すべてホームセンターで手に入れることができます。合板はホームセンターで必要な寸法にカットしてもらうと自宅での作業が楽になり、かつ、仕上りが綺麗に納まります。
合板の枚数はつくりたい棚の寸法によって変わってきますので、置きたい場所の寸法をしっかりと測って、つくる棚の大きさを紙にメモするなどの下準備を整えておきましょう。
つくり方
1. 必要な木板の枚数を調べ、カットしておく
つくりたい棚の大きさをイメージし、部屋の寸法や必要な棚の段数から必要な木板の分量を決めます。あらかじめホームセンターでカットしてもらいます。
2. 材料を整理
購入した材料を整理します。カットした木材もどれがどこの部分に使う材料なのかを分けて置いておくと、作業がしやすくなります。
3.ビスで打って組み立てる
棚の背板に対して側板と棚板をビスで打っていきます。このとき、ビスで打つ前に木工用ボンドを塗っておくと強度が上がります。
背板は棚の背中部分、側板は両側面の板、棚板は実際に収納部分の板になります。最後に天板という棚の一番上の板を被せて完了です。
シンプルですね。
ポイント
ポイントは、9mm厚の合板にビスを打ち込む作業です。急がず丁寧に打てば問題のない厚みなのですが、もし難しいようであれば12mm厚の合板など、材料の寸法を調整すると良いでしょう。
あとは完成した棚を置きたいと考えている場所に設置するだけ。設置といっても、大きめの棚であれば、倒れる心配もないので本当に置くだけですが。事前にしっかりと部屋の寸法を測ってくと、ピッタリと棚が納まります。
合板は素地のままでも良いと思いますが、ささくれが気になる場合には、少しヤスリをかけると手触りも良くなります。もちろん、色を付けたい場合にはペンキで塗装してもOKです。また、壁にコンセントなどがある場合は背板を、そこの部分だけカットすると、棚の使い勝手も良くなります。
以上、合板でつくるシンプルな棚の紹介でした。
収納するものが決まっていれば、その大きさに合わせて、棚板の間隔や奥行も調整して造れるので、収納品と合わせて部屋のインテリアの要にもなり得ます。家具として出来上がったものを購入するのも一つですが、好きな大きさでつくれることや、見た目にも手の味が活きるのは、DIYの醍醐味ですよね。
思った以上にシンプルな作業でつくれるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
間取りに合わせてDIY!シンプルな合板の棚